スペイン語勉強ノート 動詞① 他動詞、自動詞、再帰動詞
こんにちは
スペイン語を学ぶ際に日本語と比較して最初に混乱しやすいのは他動詞と自動詞です。
日本語では他動詞と自動詞で書き方も違いますし、構文上では
他動詞の場合 => 主語(は)+直接補語(~を)+他動詞(~する)
自動詞の場合 => 主語(が)+自動詞(~する)
この構文に慣れている日本人は普段、他動詞、自動詞の区別をあまり考えることなく
使っています。
例えば、
開ける (他動詞) 私は窓を開ける
開く (自動詞) 窓が開く
落とす (他動詞) 私はコップを落とす
落ちる (自動詞) コップが落ちる
ところがスペイン語では、この単語は他動詞なのか、自動詞なのか、それとも両方の
意味があるのか、もしくは他動詞が再帰動詞となって自動詞的な意味になるのかを
しっかり覚えないと混乱することになります。
例えばスペイン語の「Abrir」には次の3つの使い方があります。
開ける (他動詞) Yo abro la ventana.
私は窓を開ける
開く (自動詞) Esta ventana no abre bien
この窓はうまく開かない
開く (再帰動詞) Se abrio la ventana con el viento
風で窓が開いた
スペイン語「Caer」には自動詞と再帰用法の使い方がありますが他動詞はありません。
自動詞の場合は主に自然現象等に使われることが多く、何かモノを落とす場合などは
再帰動詞を使って表します。
落ちる (自動詞) Cae la nieve. Caen las hojas de los arboles
雪が降る 木の葉が落ちます
落とす (再帰動詞) Se me cayo la copa
私はうっかりコップを落とした
*例えば、何かを故意に落とすと他動詞的に使いたい場合は
「Hacer」を使って下記のように表します。
Yo hago caer las castanias del arbol.
私は栗の実を木から落とした
というわけで、動詞を覚える時には、他動詞?、自動詞?、再帰動詞?
これをしっかり覚えるようにしましょう。
その上で、それぞれの動詞には文法上の構文がありますので、それを
マスターすることが必要です。
ではまた。Hasta Luego!!